これでも通信制高校のキャンパス責任者です

通信制高校で働きながら、通信制高校の課題や気づきなどをアップしています。時々、自分の趣味の読書やマラソン、筋トレ、事業に関することなども記載しています。

通信制高校でも定期テストは行われます。

通信制高校でも定期テストは行われます。
今日から一週間は前期末テストが行われ、

生徒達は試験モードで登校を始めています。

先日、サポート校系の進学相談会に参加してきました。
試験があることに驚いていた保護者の方もいました。
通信制高校だから、

通信だけで卒業できると思っていたとのことで、
まだまだ力不足だなと痛感してきました。

通信制高校の取組みとして、
レポート、スクーリング、試験があります。
この取組み内容は各学校によって違いはありますが、
必ずこの3本柱は実施されています。

レポートはどのような内容なのか?
難しいのか?学習面でついていけるか?
スクーリングは行って何をするのか?
期間は?場所は??

自分が経験したことがないと、
何を質問していいのかもわからないかもしれません
通信制高校を卒業した方たちが
親となって、子どもが高校進学の時期になるまでは
まだまだ認知を高めていく努力が必要だと感じました。

通信制高校の3本柱は
レポートとスクーリングと試験
この3つは必ず取組みます!

 

 

ぼくらの七日間戦争 (角川つばさ文庫)

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中学校の先生に高校は転校できるとお話しています

学校のPRで中学校を訪問する仕事もあります。
ポスターやパンフレットを手渡しする程度の訪問ですが、
時々、少しばかりの時間をいただきお話させていただくことがあります。
 
中学校の先生に転校生のお話をすると、驚かれることがあります。
知ってはいたけれど、そんな人数なんですね?
という感想をよくいただきます。
 
私たちのような通信制高校は、
当然学校のPRが一番の目的ですが、
中学校生の皆さんに、
高校は転校できると知識として持っていてほしいという思いもあります。
そして、卒業生が高校生活のことで相談にきたら、
転校できることを先生からもお話してほしいと思っています。
 
退学してしまえば、
4月まで入学を待たなければいけません。
1年多く高校生活を送ることにもなります。
出席しなくてもいい、絶対の退学しないこと
通信制高校なら途中からでも転入できます
やめてしまったら途中からの転入はできません
 
同じ学校で卒業することが一番の目標ですが
もし、躓いてしまっても退学はしないこと
 
そんな知識を中学校のうちに知っておいて欲しいし
中学校の先生に相談しに来た時には、
辞めさせないで転校もアドバイスしていただきたい
 
それが18歳で高卒となる最後の砦になることもあるんです。

 

マンガでわかる! 一生折れない自信のつくり方

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肩の力を抜いた一日

昨日はどのような一日を過ごしましたか? 
 

学校現場では落ち着かない一日になったようです。
泣き出す人、教室に入れない人、登校できない人、
普段と変わらない一日を過ごした人、
それぞれの様子を見ながら、
先生たちは声かけの工夫を行っていました

 

敢えて緩めの時間からスタートしたり、
登校時間をずらして対応したり
そのクラスの状況に合わせて、
随分と工夫をいて初日を迎えていた様子が伺えます

 

それでもちょっと落ち着かない一日でした
それはそれで、あまり気にしていないようです
個別に状況は把握きているので
これなら大丈夫だという感じでしょうか?
担任それぞれが生徒の様子を気にしながら
今日の登校に備えています

 

安心して登校できる雰囲気作りは
声かけで作れるだと感じた一日でした

 

植松電機 1―「夢に向かって」植松努物語 (『心を育てる』感動コミック)

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学校に行きたくないなら、こんな場所もどうぞ!

今日から学校が始まった地域も多いと思います。
新聞やネットなど、
登校したくない気持ちの生徒に対するメッセージが沢山ありました。
行きたくないなら、行かなくて構わない。
道端にいるのではなく、
図書館や公民館など大人がいる場所に身をおいて欲しいと思います。

 

通信制高校に顔を出してくれてもいいと思います。
入学を勧められるのでは?と思うかもしれませんが、
学校に行きたくないので、と声をかけてくれれば、
カウンセラーや相談員が対応してくれるはずです。
 
学校、家庭の他に第三の場所が必要ですが、
通姿勢高校もぜひご活用下さい
きっと、身近な所にキャンパスがあると思います。
どこも開放的な作りになっていますし、
相談スペースなども充実しています
 
経験豊富な専門の職員も沢山います
お気軽に、通信制高校に顔を出してみてください
皆さんの力になれることが沢山あると思います
 

 

はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法

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同じ思いをしている人が必ずいます

学校に行きたくないと感じたとしても、

 

そんな自分はダメなんだと思う必要はありません。
そう言っても、責めてしまうこともあると思いますが、
責めてしまったとしても、
その後、別にいいじゃないかと開き直る事も必要。
 
これが難しいと言われてしまいますが、
案外自分の感情はコントロールできるものです
できるものだと思い込んでしまえばいいのです
 
学校に行くことが全てではない
辛い思い、苦しい感情など自分で立つことが厳しく感じる時、
自分と同じような気持ち、経験をしている人がいることを想像することです
もしくは、そんな人の事を思い出す事
本の世界でもいいと思います
 
自分ひとりでは決してありません
それはリアルな人間関係に限らず
マンガや本、ネットの世界でもいいと思います
自分の経験を共有してくれる人がいること
 
そうだよね、分かる、自分もそうだった
そんな言葉があるだけで、感情も大きく変化します
自分の気持ちが落ちてきている実感があれば
ちょっと頑張って思い出してみてはいかがでしょうか?
 
自分を責める気持が和らいでいくと思います
 
人によっては、それが学校の先生だったり
ある特定の友人だったり、保健室だったりします
学校はいかなければいけない場所ではなく
居場所になることもあるかもしれません
 

 

女子の人間関係

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転校していくことを認めていない高校もある

通信制高校には転校してくる生徒もいます。
今通っている高校に通学することができなくなる、
又は目標・目的が今のままでは達成することができず転校してくる、
などなど、理由は転入生分存在します。
 
気を付けなければいけないのは、
転入生を受け入れることは随時行っている通信制高校でも、
転出を認めていない高校もあるようです。
 
生徒の事を考えると3年間で、
18歳で高校の課程が終わるようにしてあげられないものかと思うのですが、
入学した時の契約で、転出を認めていないという高校もあるようです。
 
その場合、一度退学してから入り直すとなり、
単位が取れている状況であれば編入学
未取得の場合は1年生からのやり直しとなります。
いずれにしろ入学時期が限定されるので、
3年間での卒業は叶わなくなります。
 
各高校側の考え方ですので、
その学則に従うべきことですが
生徒本人の将来の事を考えると、
もう少し柔軟な対応があってもいいのかなと感じます。
 
転入学を希望する方は、在籍している高校の制度を確認してください。
そして、先輩達で転出した人がいるのかどうかも
確認してみることをお勧めします
 

 

 

不登校の統計を見る

不登校は問題なのか?
そもそも学校は通わなければいけないのか?
そんな議論も聞こえてくるようになりました。
行かなくてよかったとのコメントが発表されている例もあり、
不登校は問題ではなく、選択肢という考え方も定着しつつあるように感じます。
 
文部科学省平成26年データでは、
不登校生徒数が最も多いのは中学生で、97,033人
これは全生徒数の2.76%となります。
 
不登校になったきっかけの調査もあり、
一番多い回答は、不安などの情緒不安定が27,302人
二番目に多い回答は、無気力で25,884人
三番目に多い回答は、いじめを除く友人関係をめぐる問題で14,925人
 
複数回答のアンケート結果もあり
これで統計的な傾向を掴んだとは言えません。
組み合わせの傾向を見る事ができれば、
何と何か組み合って、どのような傾向が見えてくるのか?
さらにつっこんだ分析が必要にも思えます。
 
不登校生徒
中学生97,033名に対して、高校生53,156名
この差、43,877名は高校に進学していないから
減少しているのか?という仮説も考えられます
 
通信制高校はここに学ぶ機会を作っていると言えます
 
その反面、手厚いフォローが不登校ではない生徒達にも
魅力的に映り、自分もしっかりしたフォローがある環境で
高校生活を送りたいと考え、進学を希望する場合もあります。
 
この意思意欲に対して、
中学校の進路指導も非常に大切になってくると感じます。
 

 

スラムダンク勝利学

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