これでも通信制高校のキャンパス責任者です

通信制高校で働きながら、通信制高校の課題や気づきなどをアップしています。時々、自分の趣味の読書やマラソン、筋トレ、事業に関することなども記載しています。

通信制高校を卒業するということ

明日から後期末試験が行われます
通信制高校で単位修得するには
スクーリングとレポートと試験の3つが必須科目で
これを外すことがなければ、概ね単位修得は叶います
テスト内容も難しい大学を目指す学校ではないので
教科書やノートを3ページほぼほご暗記すればできてしまう位の難易度です

ノートさえ見直しすれば合格できるだけの点数を取ることができます
要は難しい問題を解く高い学習能力ではなく
やるべきことをやっていれば合格できるレベル
やる事をちゃんとやることを目的とした試験と言っていいんだと思います

なのに、この通信制高校の生徒として取り組むべき義務を
果たすことができない生徒がいることも現実
何かしていて取組むことができないのではなく
必要なことから目を背けることが習慣になっている生徒が
残念ながら毎年でてきます

高校を卒業しなければ進学できない就職できない
そんな卒業後の進路があるのも現実ですが
フリーターでいいなら高校卒業の実績は必要ない
だからテストも休んでバイトに明け暮れる
高校卒業に意味や力がなくなってしまった生徒に対して
私たちができることは何があると思いますか?

転校や進路相談は当然です
それ以上に学校にいるそのものが楽しい毎日
足を向けておきたくなるような学習環境
こう書けばもっともらしく融通がきかないような印象もあるかもしれませんが
この程度の学校も卒業しないなら
人としての力量には期待されず、必要な時間を埋めてくえることの期待が集まります
人ではなく全員が共有されている時間に対しての給料です

人格は必要ないと思っている上層部がいることとお忘れなく

 

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