「部下を定時に帰す仕事術 」を読みました
社内の研修で使った課題本です
素直に、この人ってすごいなと思ってしまいました
佐々木氏の家庭環境もそうですが、それに負けずに改善していく姿勢
考え方、浸透させてしまうリーダーシップ
全てにおいて学ばせていただきました
部下を定時に帰す仕事術 ~「最短距離」で「成果」を出すリーダーの知恵~
- 作者: 佐々木常夫
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2009/02/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私が一番きた言葉は、「部下は設備ではない」
当たり前のことですが、「はっ!」と我に立ち戻った一文です
ワーク・ライフ・バランスの章で説明されていたものですが、
確かに、部下は人だと思っていても設備のような稼動をさせて
しまっていなかっただろうか?そう考えさせられました
当たり前のように仕事を依頼し、報告や成果を求め、規律を守らせていましたが、
設備ではありませんので、当然有限ですし、波も出てきます。
そこまで含んだ上で、この部下を成長させたいと思っていただろうか?
ちょっと心配になりました
また、時間管理はビジネス本でほぼ100%登場するコンテンツですが、
時間予算という言葉は使ったことがありませんでした。
予算という言葉が持つ意味は、「節約」「有限」「決済いる」など
比較的ブレーキがかかる要素も多く、時間に対する意識を高める上で
最高の組み合わせだなと思いました。
自分にとっての時間予算、相手にとっての時間予算
相手の予算をこちらの都合で無駄にしてはいけません
なので、やらないことを決めるのと同時に、やらせないことを決める
この目利きこそがマネジメントであり、上司の役割であると
そんなまとめにつながるかと思います
アマゾンで数百円で手に入ります
価格以上の価値がある内容だったと思いました