これでも通信制高校のキャンパス責任者です

通信制高校で働きながら、通信制高校の課題や気づきなどをアップしています。時々、自分の趣味の読書やマラソン、筋トレ、事業に関することなども記載しています。

親が口を出さないのが解決の第一歩

生徒間のトラブルは学校現場には付き物です。
言った言わない、好き嫌い、3人は無理4人にして・・・
もめようと思わなくても、もめるネタは無数に落ちています。
 
解決が早いパターンは生徒間で話し合いができる事、
罪だと相手を攻撃する前に、先に芽を摘んでおくことができれば、
経験として学ばせることができます。
 
解決に時間がかかるのは、親が口を出してくること。
自分の子供がかわいそうという感情論で、
親が口を出してくる場合は、長期化します。
 
親と学校の距離感が生徒自身にとっても大切です
体験入学や中学校訪問などをしていると、
不登校経験の生徒さんが、通学に心配する声を聴きます
でも、よく見ていると生徒さん自身はさほど心配していなく、
保護者さんの方が過剰に心配しているケースが多いように感じています。
もう高校生、まだ高校生・・・
どちらの表現も正解ですが、
ここはお子さん、生徒さんを信じてみてはいかがでしょうか?
そして、学校を信じてみてはいかがでしょうか?
 
学校が信頼できないとしても、
生徒さんと保護者がタッグを組んでも、
決して前向きな解決に繋がることはなさそうです。
学校との適度な距離感、生徒の様子は担任を通じて確認する
決してかわいそうとか、うちの子は的な感情論ではなく、
事実を確認することに徹する
保護者から見て、お子さんが可愛いように
私たち学校職員は生徒全員が可愛い存在です
1人だけではなく、全員に対して愛情を持っています
 
保護者の立場になって考えることもありますが、
保護者の方も先生の立場に立つ視線を持つことも大切です
参観日に保護者の方に先生体験をしていただこうかな??
 

 

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365

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