これでも通信制高校のキャンパス責任者です

通信制高校で働きながら、通信制高校の課題や気づきなどをアップしています。時々、自分の趣味の読書やマラソン、筋トレ、事業に関することなども記載しています。

退職する人と転勤する人の違い

今年度は2名の離任があります
1名は今年度いっぱいでの退職
公立高校の採用試験を受けることが前提での契約でしたので
採用が決まった9月頃から、既に流しに入っている方

もう1名は先月決まった転勤で、3月いっぱいで新天地に異動する方

退職する人と転勤する人とで、会社としても扱い方が全く違いますよ
生徒からすると同じ「いなくなる人」なのかもしれませんが
この温度差はきっと生徒も察する位に、大きな差があります

退職する人は、引継ぎや次の生徒状況の把握など
今からやらなければいけないことが沢山あります
保護者への対応や心配させないように職員が一丸となって向き合う雰囲気が必要です
なので、早々に発表し生徒の考えや思考も新体制へと切り替えさせる必要があります

転勤はかなり誉なことなので、万歳三唱で送り出す位の盛り上がりを演出します
この場合、ぎりぎりまで発表は待つことになり
卒業式の前日や前々日などにセレモニーを行い
華やかな演出のもと、送り出すことや花を持たせるような演出をしていきます

退職する人には当然そのような演出はなく
少しずつフェードアウトさせていき、気が付けばいなくなっている
そんな感じで退職日を迎えるように持っていきます

ただし、この退職する人の仕事ぶりにもよりますが・・・
心ある仕事をしている方なら、こちらも心で返しますが
心無い仕事をしている以上は、こちらも一切の感情を持たずに
フェードアウトに持っていく

いなくなる時、その人の本当の価値が分かるものですね

 

辞め方で人の度量が分かるものですね 

図解でわかる 退職マニュアル

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