これでも通信制高校のキャンパス責任者です

通信制高校で働きながら、通信制高校の課題や気づきなどをアップしています。時々、自分の趣味の読書やマラソン、筋トレ、事業に関することなども記載しています。

不登校の統計を見る

不登校は問題なのか?
そもそも学校は通わなければいけないのか?
そんな議論も聞こえてくるようになりました。
行かなくてよかったとのコメントが発表されている例もあり、
不登校は問題ではなく、選択肢という考え方も定着しつつあるように感じます。
 
文部科学省平成26年データでは、
不登校生徒数が最も多いのは中学生で、97,033人
これは全生徒数の2.76%となります。
 
不登校になったきっかけの調査もあり、
一番多い回答は、不安などの情緒不安定が27,302人
二番目に多い回答は、無気力で25,884人
三番目に多い回答は、いじめを除く友人関係をめぐる問題で14,925人
 
複数回答のアンケート結果もあり
これで統計的な傾向を掴んだとは言えません。
組み合わせの傾向を見る事ができれば、
何と何か組み合って、どのような傾向が見えてくるのか?
さらにつっこんだ分析が必要にも思えます。
 
不登校生徒
中学生97,033名に対して、高校生53,156名
この差、43,877名は高校に進学していないから
減少しているのか?という仮説も考えられます
 
通信制高校はここに学ぶ機会を作っていると言えます
 
その反面、手厚いフォローが不登校ではない生徒達にも
魅力的に映り、自分もしっかりしたフォローがある環境で
高校生活を送りたいと考え、進学を希望する場合もあります。
 
この意思意欲に対して、
中学校の進路指導も非常に大切になってくると感じます。
 

 

スラムダンク勝利学

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