これでも通信制高校のキャンパス責任者です

通信制高校で働きながら、通信制高校の課題や気づきなどをアップしています。時々、自分の趣味の読書やマラソン、筋トレ、事業に関することなども記載しています。

通信制高校を卒業するためには、3つのことに取り組みます。
・レポート
・スクーリング
・試験
この3つです


試験はもはや説明不要だと思いますので、レポートとスクーリングについて解説します。

レポートも紙で提出する場合と、

WEBやデータで提出するなど各通信制高校によって取り組み方が違います。

実施する側としては、提出されたレポートは必ず該当科目の教員免許を持った者が行っています。

4択などはOCRなど読み取り機で読み込んで点数を出す方法もあるようです。

このレポートは作成から採点、解のアドバイスまで含めて、レポート学習と言えます。

 

スクーリングも各校の特徴がでます。

1,2日で回数をこなすやり方、長期長時間かけてでも、

年1回で終わらせるやり方、地方に本校がある学校も多く、

年に一度、北海道や沖縄などで行っているケースもあります。

これは単純に対面授業というだけではなく、そのプロセスに価値を見出し、

準備指導からスクーリングだと意識づけをしていくこともあります。

 

通信制高校と言っても、学校の数だけ特徴がありますので、選択肢も増えてきています。

こっちの方が卒業しやすそうという発想ではなく、

こっちの方が頑張れる!と言った前向きな選択が必要ですね。

 

 

 

通信制高校を選ぶポイント

通信制高校を選ぶ、そこには大人の価値観が通用しない程、
多種多様であり複雑な思いと強い意志が混在しているのではないかと感じる事がよくあります。
 
学校選びで注目されるポイントは、
学費
スクーリングの日数
登校する日数
そして学習サポート体制
でも、これは親や先生の視点。
 
生徒の様子を見ていると、
会話ができる相手なのか?
自分の居場所として適しているのか?
大人は敵か味方か?
自分の将来に向かって否定的か肯定的か?
 
概ねこの価値観の相違があります。
特に中学校の先生の場合は、
先生個人としての知らない価値観に賛同することは少ないように感じています。
だから、敵か味方かという判断基準を生徒は持っているようにも思えます。
 
通信制高校で声優やマンガなどを学びますが、
それしか目指すことができない訳ではありません。
むしろ入口です。ここから何かを学び、感じ取り、
もっと強い意志でデビューを目指す事もありますし、
そこで学んだ経験から、
デザインの世界へ、
マネジメントを目指すなど更に現実的な進路へと発展していきます。
 
生きていくために必要な経験を通じ、
乗り越える力を身に付ける事ができるのも通信制高校で学ぶという中に入っているのです。

 

夢ノート keisuke Honda

夢ノート keisuke Honda

 

 

そこには懸命な教職員のサポートがあることを知って頂きたいと思います。

より能動的な人材輩出が通信制高校の未来

通信制高校には様々な人が通っています。

既に働いている人、以前に高校を中退した人、

勉強が苦手で普通の高校では卒業が困難な人、

というのが一昔前の通信制高校に通っている人のイメージ。

 

その次に、不登校で悩む生徒の方、

発達障害など今の環境では学習が難しい生徒の方などの

進学先として注目されるようになりました。

 

今では、夢や目標があって最短距離でゴールに向かいたい方、

芸能やスポートなどの活動と

高校での学習を両立させたい方に注目されているのが現在。

 

今後、通信制で高校卒業は確保し、

その他の時間でより特徴のある体験を積極的に行っていきたい人が通うようになると思います。

海外に行ってみたい、

日本の伝統文化に携わりたい、

既にマンガ家としてデビューが決まっている、

漁業や農業なども経験したい等々

大卒であっても3カ月以内の離職が問題視なれる中、

高校で数々の職業体験を積むことで、

大卒よりも社会人として力のある人材を輩出していく可能性も秘めています。

 

夢は、努力でかなえる。

夢は、努力でかなえる。

 

 

一昔前のイメージは既になくなっているのです。

新しい学校設立の記事を読んで

私は通信制高校で働いています

昨日、堀江貴文氏がゼロ高等学院の設立を発表された

という記事を拝見しました

通信制高校とゼロ高等学院がタイアップして

通信制高校が高校卒業の学習を行い、

新しい生きる力を身に付ける教育を行うのがゼロ高等学院

 

この仕組みは私が働いている高校でも行っています

今やこの2つの学校に属する仕組みは常套手段となっており

この高校以外、ここでいうゼロ高等学院がどのような教育を行うのか?

それによって差別化が行われているのが、この業界です

 

通信制高校と言えば不登校の受け皿という側面があり

そこは確たる存在価値であると思いますが

不登校以外の生徒も年々増え続けています

積極的に通信制の仕組みを活用し、できた時間で別の事に取り組む

甲子園だって現実的になりました

 

高等学校という教育機関が音を立てて地殻変動を起こしています

ただ、この流れに国がブレーキをかけてくることも想定されます

大検や高卒認定などの取組みが、かえって高等学校の存在意義を

変えてきたという現実もあります

 

もうひとつ先に行く手段を探さなければいけません

 

 

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

 

 

体験入学は保護者同伴で…

私は通信制高校で働いています

私立なので、当然生徒数を確保することは学校運営上必要です

そこには競争がありますので、他校よりもという気持ちはあります

そのため、有名な先生などもお声かけして

夏休みのビックイベントを仕掛けます

 

でも、これは私たちの学校に入学したい方を対象にしています

なので、この有名な先生だけを目当てにされてしまうと

入学したい方たちの時間が少なくなってしまうため

遠慮していただきたいというのが本音です

 

でも、広く一般的に知ってもらうためという気持ちもありますので

先生だけが目的で来校していただいてもしょうがないという面もあります

その境界線は親だと思っています

親が一緒に来てくれる場合は、たとえそれが一見さんであったとしても

意味があることだと思います

高校に行ったけれど、上手くいかず転校する人も多い地域ですから

親が転校できる学校だと思っていることが、生徒本人にも大切なこと

 

ですが、生徒さんのみでの参加だと(実際に本心を見極める術はありませんが)

本当に学びたくて来た人に迷惑にならないよう配慮しがちです

親後さんが、その企画趣旨を理解して説明して、

その上で参加させるなら意味があります

 

保護者の役割を感じる出来事でした

 

 

「話し方」ひとつで、人生はでっかく変わる!

「話し方」ひとつで、人生はでっかく変わる!

 

 

暑い日に思う事

本当に暑い毎日ですね

暑さで人がなくなるのも、決して他人事ではない最近です

北海道が長かった私としては、この暑さは本当に厳しい

各学校にエアコンを設置する動きもありますが

カジノが優先されていると国会で議論されていましたが

結局何かを変えるほどの力はなく、

色々と決まっているでしょうね

 

カジノの法案よりも暑さや雨の影響を抑止するのは当然のように見えますが

それぞれのロジックで正統性を主張しあったとしても

結局は平行線のまま

 

案外、私の身近な所でも、こんな人と人のトラブルは絶えませんね

どうしたら仲良く過ごすことができる学校になるのあか?

各学校にエアコンを!当行校は既に設置されていますので、ご安心下さい

それでも公立は上がりにくい層の高校ですが…

 

世界で一番熱い夏(オリジナルアーティスト:プリンセスプリンセス)[カラオケ]

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学校責任者は生徒にも保護者にも、職員にも責任を負う

学校といっても、通信制高校のキャンパス責任者ですので

10人そこそこの組織でしかないのですが

職員に対しての責任を痛感する毎日です

職員?職場??なのか???中間管理職として

職員のマネジメントを行わなければいけない立場ですが

なかなか上手くいきませんね

 

ちょっとした事でも、言動が気になりますし

どこまで付いてきてくれているのか?

自分の考えを理解して協力してくれているのか?

疑心暗鬼、半信半疑な46歳

自分に嫌気がさしてきますが

やっぱりリーダーとして成長したいと思う自分がいます

リーダーとして成長するための努力をするために

仕事のコントロールをするのが職責でもあると思うのですが

どうもうまくいきませんね

 

そんな自問自答の毎日です